【健康食品の基本⑩】健康食品(サプリメント)を選ぶポイント

健康食品(サプリメント)を選ぶ際のポイントをご紹介します!

 

健康食品(サプリメント)を選ぶポイントはココ!

健康食品(サプリメント)を選ぶときは、商品に含まれている成分や、サプリメントにどんなことを期待するのかで選んでいると思います。

 

それ以外にも、有名人が愛用している、使用していた人の体験談、どっかの博士が推奨している、などなど興味から健康食品(サプリメント)を決めている人もいるでしょう。

 

今回はそれらを参考に商品を選ぶ前に、以下の最低限安全が担保できるポイントを確認しましょう。

 

①製造の品質や安全が認定されていることを証明する「GMPマーク」が掲載されていること

 

②副作用がでた場合に対応してくれる窓口「相談センター」が設置されていること

 

この2点を健康食品(サプリメント)を購入するうえでの基準にすると、粗悪サプリをつかんでしまうリスクをかなり回避できます。

 

 

 

健康食品(サプリメント):GMPマーク

健康食品(サプリメント)を選ぶときに「成分」や「キャッチコピー」などに目が行きがちですが、それ以前に選ぼうとしている健康食品(サプリメント)の品質が高く一定なのか、安全に作られているのかは非常に重要です。

 

ただ、健康食品(サプリメント)を選ぶ側としては、製造過程を見る機会は無いのでそれが安全に作られているかどうかはわかりません。

 

そういった安全性を審査し承認する機関「公益財団法人日本健康・栄養食品協会」「一般社団法人日本健康食品規格協会」が発行する承認が「GMPマーク」です。

 

GMPの認証は本来「医薬品」を製造する際に認証が義務付けられるもので、食品に分類される健康食品(サプリメント)での取得は「任意」となります。

 

健康食品(サプリメント)に「GMPマーク」が入っているものに関しては、製造品質が医薬品レベルで保たれているといえます。

 

GMP認証が摂れている健康食品(サプリメント)一覧もご参考までに⇒https://www.jhnfa.org/gmp-m2.pdf

 

GMP認証の取得は健康食品(サプリメント)は任意なのでGMPマークはついていない場合ももちろんあります。選ぶ際に参考にしてみてください。

 

また、海外で作られた健康食品(サプリメント)にもGMPマークはついていませんが、アメリカで製造されたものに関しては日本の基準よりも厳しく作られているものもあるため、マークがついていなくとも品質の安全性は確保されているものもあります。

 

 

健康食品(サプリメント):相談室/相談センター

GMPよりももっと重要なのが健康食品(サプリメント)を製造する企業が設置する「相談室/相談センター」です。

 

大体のメーカーは自社で「お客様相談センター」や「お客様相談室」といった形で、販売した商品に関する問い合わせ等を受け付ける窓口を用意しています。

 

健康食品(サプリメント)に何らかの不具合があった、飲んだことで具合が悪くなった等、相談できる場所が用意されていれば安心感がありますよね。

 

相談室/相談センターがなかった場合は「国民生活センター」に相談することになるのですが、対応は断然メーカーが設置した相談室の方が早いです。(国民生活センター:健康食品の危害⇒https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/hf_harm.html

 

商品を選ぶ際はパッケージ、サイト等をみて「相談室/相談センター」の電話番号などが掲載されているものを選ぶと良いでしょう。

 

 

まとめ

GMPマーク、相談室/相談センターの両方が揃ってパッケージ等に記載されていれば良いですが、最低限「相談室」「相談センター」が掲載されているものを選ぶとトラブルがあった際にも相談しやすいでしょう。

 

相談室/相談センターで対応する人間の質にもよる部分は大きいと思いますが、相談先があるだけでも安心だと思います。