【健康食品の基本⑨】健康食品(サプリメント)の副作用

健康食品(サプリメント)の副作用について調べてみました。

 

健康食品(サプリメント)にも副作用は存在する

健康食品(サプリメント)の区分は医薬品では無く「食品」という話は、前の記事などでご紹介しました。

 

「食品」扱いのためメーカーが表示している「目安」に従って摂取していれば基本的には副作用は出ませんが、その日の体調や過剰に健康食品(サプリメント)を摂取し続けた場合副作用が出る可能性があります。

 

また、健康食品(サプリメント)に含まれる成分(原材料)にも注意が必要で、特に天然由来系の健康食品(サプリメント)では食品アレルギーを持っている方は副作用が出てしまうとの報告もでています。

 

そして、処方薬等の医薬品を常用している場合は、健康食品(サプリメント)の飲み合わせによっても医薬品の効力が落ちてしまったり、場合によっては副作用として出てしまう可能性があります。

 

中には医薬品に含まれる成分を健康食品(サプリメント)に入れて製造しているものもあるため、信頼できる製造メーカーの健康食品(サプリメント)を選ぶことも重要となります。

 

 

健康食品(サプリメント)による副作用の種類

健康食品(サプリメント)による副作用は、摂取している成分や栄養素の種類や摂取する人の体調や体質、普段から常用している薬がある場合は飲み合わせの影響などから様々な副作用が出る可能性があります。

 

一概に「この副作用が出ます」とは言えませんが、健康食品(サプリメント)を使用している方の声を探ると、

 

  • 赤み/かゆみ/湿疹/腫れ
  • 脱水症状
  • 頭痛/めまい/倦怠感
  • 嘔吐
  • 消化器官の不調(下痢等)

 

といった症状が多く聞かれます。(個人により症状は異なります)

 

また副作用が重症化すると「内臓」に関連する生死にかかわる病気に発展する可能性もあります。

 

実際に死亡した例などもネット上では散見されます。

(参考:https://www.news-postseven.com/archives/20180913_761110.html?DETAIL

(参考:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/51559?page=6

 

重篤な副作用を出さないためにも、メーカーが指定した「目安」を守る、心配な場合は医師や薬剤師に相談することを徹底するようにしてください。

 

 

まとめ

健康食品(サプリメント)は健康の保持増進に使えるものですが、健康だからと言って必ずしも「安全」ではありません。

 

副作用自体は稀に起きるといわれていますが、決して起きないわけでもありません。

 

摂取する際はパッケージの成分表の確認、心配な場合や服用している薬がある場合は医師・薬剤師への相談をするようにしてください。