【健康食品の基本①】健康食品とサプリメントの違い

「健康食品」と「サプリメント」にはどんな違いがあるのかをご紹介します。

 

サプリメントは健康食品の1つと言える

日頃から健康食品やサプリメント、普段から気にして摂っていたり、常用しているしている人もいるでしょう。この2つに違いがあるかなと疑問に思ってちょっと調べてみました。

 

結論から先に言っちゃうと、

 

「健康食品」と「サプリメント」2つの用語には行政的に明確な定義は無いとされているようです。

 

健康食品もサプリメントも目的は「健康の補助」

 

健康食品とサプリメントも目的を広く捉えれば健康増進を目的としたものといえるので「健康食品の1つ」と言えます。(厚生労働省:pamph_healthfood_d.pdf

 

 

健康食品とサプリメントの違い

行政的には健康食品とサプリメントに明確な定義がないとされていますが、一般的には以下のように認識されていると思います。

 

  • 健康食品…健康保持促進効果を持つ食品
  • サプリメント…特定の成分を抽出し濃縮、カプセル・錠剤・粒状・ドリンクにしたもの

 

私のような一般消費者からすると形状の違いでしかないわけですね。

 

「特定保健用食品」「栄養機能食品」「機能性表示食品」といった『保健機能食品』「栄養補助食品」という分類があり、これらすべてひっくるめて「健康食品」と呼ばれます。

 

この健康食品の中にサプリメントが含まれます。よってサプリメントも健康食品の1つとなるわけですね。

 

 

 

健康食品やサプリメントは処方なく買える

健康食品やサプリメントは医薬品や医薬部外品など「薬」ではなく区分としては「食品」に当たります。

 

食品扱いになるために薬剤師を置く必要がなく、また医師の処方箋も必要ないため、基本的にパッケージ品な健康食品やサプリメントは食品衛生資格があればドラッグストアはもちろん、スーパーやコンビニでも売っていたりします。

 

最近ではホームセンターにも健康食品や薬のブースを置いる店舗も出てきていますね。

 

ただし、食品衛生資格以外にも食品表示法や薬機法といった資格や許可を満たす必要のある健康食品もあるため、薬局や薬剤師在中のドラッグストアでしか売っていなかったり、ネット通販を中心に販売している健康食品も存在します。

 

 

まとめ

  • 健康食品…健康保持促進効果を持つ食品
  • サプリメント…特定の成分を抽出し濃縮、カプセル・錠剤・粒状・ドリンクにしたもの

 

健康食品とサプリメントの違いはある意味形状の違いと一般消費者は認識しているってお話。

 

健康食品もサプリメントも目的は健康の補助なので、広い意味でとらえればサプリメントは健康食品の中の1つと言えます。